今も昔も芸術が根付く街・京都。古くは平安時代から文化の中心として栄えてきました。
現代になっても、独自のアートを発信する場所として様々な場所が残っています。
元銀行や銭湯だった建物がカフェになったり、元小学校だった場所がアートを発信する場所になったり...
そんな場所や空間を楽しみつつ、京都の街を散策し、最後は銭湯という昔ながらの空間で疲れを癒す。そんな銭湯入浴プランを考えてみたいと思います。
元明倫小学校が生まれ変わった京都芸術センター
明治2年に開校した明倫小学校は、昭和6年に大改築され現在の校舎となりました。当時としては最先端の鉄骨建築だったそうです。
赤みを帯びたクリーム色の外壁と、スぺイン風屋根瓦のオレンジ色、雨樋の緑青色が、温かみのある雰囲気を醸し出しています。
そんな明倫小学校が平成5年、124年の歴史をもって閉校されました。
ここ京都芸術センターは、元明倫小学校の姿をほぼそのまま残し多状態で開設されました。
元小学校ということで、どこか懐かしく、そしてどこか緊張感を感じる建物です。
「多様な芸術に関する活動を支援し、芸術に関する情報を広く発信するとともに、芸術を通じた市民と芸術家等の交流を図ることを目的としています。」
とあるように様々な芸術イベントが日々行われています。
イベントスケジュールはこちら
南館1Fには京都の老舗カフェ前田珈琲の明倫店があります。何か特別な空間でコーヒーをいただける気分になりますね。
朝10時オープンということなので、ちょっと遅目の朝食なんてのもよさそうです。
お洒落なインテリアからお洒落な町家カフェまで
京都の中心地からすぐですが、この辺りはそれほど人通りも多くなく、落ち着いた雰囲気があります。
まず寄っておきたいのが、お洒落なインテリア用品で有名な、Re:CENO。
オンラインショップも有名ですが、京都にある実店舗にもお洒落な家具がいっぱい。ウィンドウショッピングだけでも楽しめそうです。
そして近くには「抹茶のホットケーキ」で有名な、うめぞの CAFE & GALLERYもあります。
すぐにおしゃれな町家カフェで一息つけるのは、京都ならではの特権ですね。
CAFE&GALLERYと言う名の通り、こちらでは定期的に様々なアーティストの作品展示なんかも行われています。アートを本当に身近に感じられます。
もう一つ気になる店舗が手製本美しいノートllenoさん。
一部または全部を手製本でノートを仕立てているというこちら。自分だけのこだわりの一冊が手に入りそうです。
京都の中心街に位置する人気銭湯
京都の中心地、四条烏丸近辺でもあるこの辺りには超有名な銭湯があります。
単にお風呂に入るだけでなく、様々なイベントも仕掛ける店主がおられる錦湯さん。
京の台所、錦市場すぐの立地と、その圧巻の外観で人気の銭湯です。
こちらの銭湯、ちゃいちゃい寄席でもおなじみの落語家・月亭太遊さんが住み込みでおられるということで、タイミングがよければ、寄席などのイベントにも行けるかも...。
一度は行っておきたい銭湯です。
その他にも、近くには白山湯(高辻店)なんかもあり、お風呂には困りません。
こちらは、錦湯さんとは違い近代的な外観でまた違った雰囲気を楽しめそうです。
芸術鑑賞、ショッピングにカフェ巡りの後に銭湯に入る。なかなかありそうでない、そんな京都の楽しみ方もおもしろいかもしれませんね。