京都でも有数の観光地でもある嵐山。渡月橋近辺は風光明媚な風景が広がり、たくさんのお土産屋さん・飲食店が立ち並ぶ京都好きなら一度は訪れたことのあるスポットです。
そんな嵐山にディープなスポットとして昔から密かに人気のスポットがあります。
渡月橋から徒歩数分の位置にあるいわたやまの山頂にある嵐山モンキーパークです。
その歴史は意外と古く、1954年から京都大学の研究のために野生のニホンザルが餌付けされたのが始まりで、1957年から一般に公開されたそうです。
お子様連れでも意外と短時間で登れる高さからご家族連れの方にも人気です。
渡月橋から徒歩すぐのいわたやま登山
モンキーパークの人気の秘密はなんと言っても、野生の猿を檻も綱もない状態で至近距離で体験することができるところです。
特に海外の方からは大人気で、世界的?にも有名なスポットのようです。
登山口は桂川沿いにあり、駅やバス停からのアクセスもとても便利です。
登山口から登っていくと、すぐにモンキーパークへの入り口があります。料金は大人一人550円とお手頃な値段です。
受付にて料金を払うと登山のスタート。急な勾配がある坂や曲がりくねった道があり、距離は短いながらもなかなか大変です。
ありがたいことにところどころ途中にベンチが設置されており、登山客を休ませてくれます。
ほぼ頂上付近にまでいくと、冷房完備の休憩室と、ちょっとした遊具があります。疲れたお子さんもここで元気をもらえそう。
嵐山モンキーパークでニホンザルと近距離で触れ合う
程なくして到着した頂上にはいました!お猿さん達です。
柵も檻もなくそこら中を猿達が走り回っています。注意点さえ守れば襲われる心配もありません。
山頂にある休憩小屋には、猿たちに手渡しであげることができる餌が売っています。疲れた体を癒す冷房室もあります。
広場では、一斉餌やりの時間があり、一堂にたくさんの猿が集まる時間があったりと動物園では味わえない体験ができます。
子連れの猿に遭遇できたりもします。
かわいいですね。
市内を一望できる眺め
もうひとつの見所が、山頂から見る嵐山の絶景です。
嵐山近辺は京都市の風致地区条例に基づいて特別修景地区に設定されている為、周りに高い建物がありあせん。なので、遠くまで一望できる絶景を体験できるんです。
お猿さんをバックに京都の絶景が見れるなんてちょっとした贅沢気分。
京都という街は、自然も文化も歴史もすべて一緒に体験できるのでお得感満載です!
散策最後の銭湯へ
嵐山散策で疲れた体を癒すのはもちろん銭湯。
嵐電に乗って、「鹿王院駅」から南へ徒歩3分ほど歩くとあるのが鹿王湯さん。
目印は、緑と白のストライプ柄テント。建物の外観は商店のようにも見えますが、屋根から突き出した煙突の黒ずみに、重ねてきた年月を感じられます。
嵐山のまわりには、高級旅館や嵐山温泉といった有名どころもたくさんありますが、登山で疲れた体は昔ながらの銭湯で体を休めるのが一番。
やっぱり最後は銭湯ですよね。