2012年5月16日
京都の銭湯特集ページ『船岡温泉特集』ができるまで
京都の銭湯の中でも、圧倒的な存在感を放つ船岡温泉。元料理旅館を改造して銭湯として生まれ変わったその姿は圧巻です。とても銭湯とは思えない作りで、特にタイル絵は芸術的に見ても素晴らしいものがあり、一度は訪れたい場所です。
京都の銭湯を扱った当サイトとしては、ここ船岡温泉を取り上げないわけにはいかない!と意気込んで、取材を申し込みました。そして出来上がった、『隠れた名スポット 船岡温泉街』特集が出来上がるまでの舞台裏をちょっとだけお届けします。
構成からラフデザインへ
まずは、サイトでどうやって紹介するかを考えます。
考えていくうちに、どんどん構想は膨らみ、1ページでは収まりきらなくなりました。船岡温泉だけでなく、近くにあるさらさ西陣といわれる銭湯を改装し、カフェとして生まれ変わった建物も特集しました。
そして、ある程度どんなページをつくりたいかイメージがかたまってきたら今度は、ラフイメージを起こします。
題して、『KING OF 銭湯』。
こんなコピーをつけて、写真のアングルなんかも考えます。カメラマンとの入念な打ち合わせをし、思い通りの絵を描きます。
実は、この辺りには船岡温泉以外にも美味しい食べ物屋や、喫茶店、ゲストハウスなんかもあります。じゃあ、温泉街みたいなイメージで特集してみよう!とイメージが膨らんだので、特集のタイトルを「隠れた名スポット 船岡温泉街」と名づけました。
そして、取材のアポをとり、OKがでると今度はその準備を行います。取材するからには、何も準備せずにいくわけにはいきません。
ここで、僕達スタッフがバイブルの様にいつも参考にしている、林宏樹さんの『京都極楽銭湯案内』を読み、どんなところを店主に聞きたいかスタッフどおし、入念な打ち合わせを行いました。
取材敢行
準備をおこない、いざ取材へ(取材日:2012年4月16日)。
そうして、とった写真や、取材内容をもってデザイン作業にはいります。京都の魅力的なスポット、銭湯を紹介するのだから自然とテンションがあがります。
温泉街のようなイメージをつけるために、ビジュアルにはイラストを。イラストは、銭湯スタッフの中にイラストレーターがいますので、いつもの調子でお願いします。
実はいろんな仕事をしている合間に時間を見つけてはデザイン作業を行なっていたので、なかなか完成にこぎつけるには苦労しました。でも、銭湯の魅力を伝えさらには京都の魅力を伝えるのだから手を抜くわけにはいきません!
銭湯スタッフ一同がんばりました。
そうして、できあがった船岡温泉特集、ぜひご覧ください。
そして興味があったら行ってみてください。
CREDIT
- カメラマン:オフロスキー
- 取材&テキスト:スタッフKN
- テキスト:スタッフKN
- デザイン:スタッフKY
- イラスト:スタッフAK、スタッフMO
今度は、別の場所も特集してみたいと思います。