金曜日。今週も、よく頑張ったなぁ。
お仕事帰り、いつもの仲間とお酒で乾杯!・・・も、いいけれど。
1週間の疲れを癒しに、今日は銭湯に行こうかな、と思い立ったが吉日。
ただ、真っ直ぐ銭湯に向かうのもなんだか物足りない!
そこで今回は、寄り道プランのご紹介を。
素敵なお店が立ち並ぶ寺町通り
明日は久しぶりにゆっくり出来そうだから、たまには本でも読みたいなぁ、と思いながら三条通から入った道は寺町通。
四条付近は若者たちでひしめき合うこの通りも、御池付近ともなると、落ち着いた空気が漂います。
店先に素敵なお花が並ぶこちらは「D-MALL」さん。奥にはシンプルながら存在感ばっちりのハイセンスなお洋服が並びます。
御池通りを抜け、そのまま寺町通を北に進むと、幅広いジャンルの本を取り揃える「三月書房」さんが見えてきました。
こちらは独特な本の品揃えを理由にファンも多く、そのジャンルの多彩さには背表紙を見ているだけでわくわくしてきます。普通の本屋さんではなかなか出会うことができない本の数々。じっくり見ているとついつい長居をしてしまいそう。
夕暮れ時から、家具の街『夷川通』へ
それにしても、寺町通は夕方がよく似合う街です。
日が落ちるのはまだ先のようにも感じられますが、17時も過ぎるとちらほらとお店の電灯が灯り始め、レトロな雰囲気が匂い立つ、お昼とは違う街の顔が現れてきました。
そんな寺町通から足を伸ばして、今度は夷川通へ。
夷川通は"家具の街"ともあって、美しい家具を取り揃えたお店がたくさん。
そうして歩いているとなんだか小腹が空いてきました。
ご飯の前に少し甘いものが食べたい!なんて、わがままな胃袋に答えてくれるのは「ひつじ」さん。
この時間ともなると人気のドーナツは売り切れなんてこともあるのでお気を付けを!
食べ歩きつつ、夕刻の街をさまよいながら歩を進めたのは高倉通。美味しいコーヒーを飲んで一息つきたいときは、こちらの「月と六ペンス」さんに立ち寄ります。
階段を上がって2階、静かな店内は1人で味わうにぴったりの空間。
ビルの1室ながら狭さをまったく感じさせず、味わい深いコーヒーと棚に並ぶ本達は来る人の心を癒すものばかりです。
最後に、レティシア書房さんでもじっくりと最後の本定めを。営業時間は20時までと、会社帰りでも安心して立ち寄ることができるのも嬉しいポイント。
「お疲れさま」の声が聞こえてきそうな銭湯へ
そうしてたどり着いた今回のお目当ては初音湯さんです。
もうすっかりと夜に溶け込んだ街に、二つの看板が「お疲れさま」、と声かけをしてくれているよう。
お風呂に浸かってさっぱりした後は、これからどこかに飲みに繰り出そうか、それともこのまま家に帰ろうか・・・と明日を気にせずに動けるのが金曜日の醍醐味。
たまにはこうした「おひとりさま」の金曜日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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