伺った銭湯は四条堺町上ル、錦湯さん。
京都の中心で沸かされる温度高めのお湯は、ここの銭湯になれたらちょっと他では物足りなくなっちゃいます。
立ち飲みの聖地・松川酒店へ
そんなお湯に長風呂し、体を十分温めた今回の目的は冷えたビールをグビリやるため。乾燥した冬に飲むビールファンって意外と多いんです。
向かう先は京都の飲ん兵衛の間では知らない人のいない立ち飲みの聖地・松川酒店。150年は立っているであろう町家で、本業は酒屋さん。
夕方頃から軒先をかして飲ましてくれるいわゆる角打ち屋さん。好きなお酒を自分でとってきて、ビールケースの上にのせたお盆の上で飲むスタイル。
お会計は自己申告制となっております。
帰り、錦市場を抜けると、伊藤若冲生誕300年記念として、なんと商店街のシャッター一面に伊藤若冲の作品が描かれており、思いがけず深夜の美術鑑賞。
銭湯に出かければ、家でお風呂に入るだけでは絶対に出会えない体験、思いがけない出会いが待っています。