京都外国語大学 銭湯サークル初代会長の湊三次郎さんに銭湯インタビューを敢行しました!

京都外国語大学 銭湯サークル初代会長の湊三次郎さんに銭湯インタビューを敢行しました!

かねてからその存在は常に目にしていた、京都外国語大学銭湯サークル初代会長・湊三次郎さん。思い切って取材を申し込み西陣京極すぐの素敵な町家カフェ『cafe1001』にてインタビューをさせていただきました。初めてお会いした湊さんは想像通りの好青年で、銭湯にとても精通していて、そして銭湯愛に溢れた方でした。そんな湊さんと京都の銭湯スタッフとの対談の中から興味深い話を中心に特設ページとしてお届けします!

京都外国語大学銭湯サークルとは

素晴らしき日本の庶民文化としての銭湯。癒やしの場でもあり地域コミュニティーの場でもある心の支えの銭湯。歴史と思い出がいっぱい詰まった懐かしの銭湯。そんな銭湯が消えてなくなってしまうのは悲しい!!!!
そんな想いから立ち上がったのが京都外国語大学銭湯サークル。
【公式ブログ】http://www.kufs.ac.jp/blog/club/sentou/

銭湯、そして日本文化との出会い

湊さんが初めて銭湯に興味を持たれたのが高校生の頃、横浜に遊びに行った時、風呂なしの宿に泊まりお風呂に入るため銭湯に行ったのが出会いのきっかけだそう。その時受けた衝撃が後の銭湯サークル結成につながります。

日本にいながら日本の文化が凝縮された銭湯に心を奪われた瞬間でした。

ゼロからのスタート

その横浜旅行で衝撃を受けた銭湯に関わるサークルを湊さんが初代会長として京都外国語大学に設立されます。もちろんメンバーはゼロからのはじまりなので、必死でメンバー集めをし、なんとかサークルとして大学に認知されるところまで育て上げられました。

ちなみに現在のメンバーは湊さんを抜くと男性は一人で、あとは女性メンバーだそうです。意外と銭湯って女子大生にも人気なのかもしれません。

京都外大銭湯サークルの主な活動

そんな銭湯サークルの主な活動は週一のミーティングがあるのみで、あとは各自銭湯を巡るのだそう。その中でも会長だった湊さんは京都中の銭湯を巡り200軒近くある京都銭湯を制覇していかれたそうです。

そして日々収集された銭湯グッズを展示する念願の銭湯展を京都外国語大学にて開催されました。

第2回銭湯展はこちら

若手銭湯活動家としての湊さん

大学時代を銭湯に費やした湊さんは京都銭湯界の若手でも重要な人物に。そんな折、こちらも銭湯界の巨匠、林宏樹さん、松本康治さんらのお声がけにより日本銭湯界の一大イベント「ニッポン銭湯王国展」(2013年10月10日(木)~20日(日)開催)にパネラーとして参加されました。

地元静岡県の銭湯について話しをされたのですが、とても緊張したとのこと。それはそうですね…。

ニッポン銭湯王国展とは

今後の銭湯サークルの展開

現在4回生の湊さんも2014年4月からは社会人。現在は次期会長にその座を譲り、卒業後の銭湯サークルとの関わりについてはまだ未定。しかし、引き継がれた2代目会長もやる気に溢れ活発な学生さんなので心配はされていないとのこと。

さらに今後は京都外国語大学だけでなく他大学の学生さんも部員として招き、インカレ化していきたいとアツイ思いを語っていただきました。「まだまだ銭湯めぐりが十分ではないけどきっと楽しくやってくれる」と後輩への思いを聞く事ができました。

興味のある方はお気軽に銭湯サークルまで

今後の銭湯サークルの展開

最後に、京都中の銭湯を巡られた湊さんにおすすめの銭湯について質問しました。まずは住んでいる身近にある銭湯はどこでもおすすめですとの答えが。京都ならではですね。「旭湯」「五色湯」「芋松温泉」あたりはいつも行っていますとのこと。さすがです。

そして、もうひとつ、西ノ京中学校前にある「花の湯」さん。ここのお湯は湊さんがこれまでの人生で入ったお湯の中でも最もお湯が滑らかでふわふわとのこと。京都銭湯を制覇されている湊さんの一押しとあって興味がより一層ひかれますね!

銭湯の出会いから、銭湯サークルの活動、個人的な活動、
そしておすすめ銭湯と存分に銭湯愛に溢れたお話を聞く事ができました。
お忙しい中、取材にご協力いただきありがとうございました!

湊三次郎さん
@37sanjiro10

自称、銭湯活動家。「若者が銭湯に!」をテーマに、銭湯の情報発信や活性化運動をする。湊兄弟の兄。

ナラリオン
@nararyu

~人と人~繋がり~絆~ ~全ての出会いに感謝します~ 音楽・Webにて表現出来ること全てをお伝え致します♪

取材場所

〒602‐8298 京都市上京区泰童町288
TEL:075-406-0738
http://www.cafe1001kyoto.com/
営業時間:12:00~20:00 (L.O19:00)

cafe 1001

“お客さんにはとにかくゆっくり、ほっこりしていってほしい”そんな店長の思いが詰まった、機織工場を改装して生まれた京町家ブックカフェ。

土間・蔵・土壁など昔ながらの京町家に、ネコ本からサブカル本まで1000冊以上がぎっしり。サブカル好きな友達のお兄ちゃんの部屋に来たような、ワクワク感も味わえます。お庭の苔盆栽も見どころのひとつです。

ちなみにcafe1001さんの近くにはカラフルでポップな外観が印象的な京極湯があります。興味のある方は合わせて行かれてみてはいかがでしょうか。

  1. 裸で見る芸術【京都の銭湯】
  2. 京都外国語大学 銭湯サークル初代会長『湊三次郎さん』インタビュー

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※各銭湯の営業時間、電話番号、料金などは変更になっている場合がありますので、ご利用の際は各銭湯にご確認ください。