タイル絵特集
松葉湯matsuba-yu
インコを眺めて鼻歌歌えば、またも見返すアルプス。
明治時代に創業し、100年以上の歴史を持つ松葉湯。京都の銭湯の始まりは北陸人が多い中、松葉湯は根っからの京都人が立ち上げた銭湯です。「当時は銭湯をやりながら、表で芋を売っていたんだよ」と話すのは、三代目のご主人である松井宗六さん。芋を売っていた表には、現在は駐車場があり、遠方からる来られるお客さんも多い。
アルプスの広がる雄大な浴場
浴場に入ると、目前には雄大なアルプスが広がります。
旅行で尋ねたマッターホルンの景色がきれいで、銭湯の顔に選んだという。タイルに描き、焼き上げて貼りあわせた自慢の壁画。
アルプスの景色に合わせてプロデュースした浴場内は、ヨーロッパ調であり、エキゾチックな情緒が漂います。
さらに特徴的なのが、浴場内で飼われているインコたち。自由気ままに飛び交う姿を眺めていると、思わずどっぷりと長湯をしてしまいます。「お客さんが飽きないような空間にしたくて。」と話す主人の術中にもどっぷり。
自慢の古時計はいまも現役
初対面のお客さん同士でも自然と会話が始まるという休憩スペースには、年季を感じさせる掛け時計。まだゼンマイ式の多い時代に作られた電気式の時計は、今でも現役で、時間も狂わないという。
入り口のロッカー上部にある、大正末期の銭湯料金表もあわせてぜひ。
交流の場としてあり続けたい
「大切なコミュニケーションの場として残していきたい。」とご主人が語る松葉湯は、営業開始時間前に常連さんが外で待っていることもあるそう。
いまでも薪で炊くこだわりと共に、永くコミュニケーション場としてあり続けます。
住所 | 京都市上京区下立売通御前東入ル西東町356 |
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電話番号 | 075-841-4696 |
営業時間 | 15:00~24:00 |
定休日 | 日曜日 |
お風呂 | 露天風呂、サウナ、トルネードバス(ジェットバス)、リラクゼーションバス、アロマバス(薬風呂・日替わり)、水風呂、電気風呂、寝風呂 |
駐車場 | 12台 |
HP | https://www.kousei-kaikan.com/union-member/184/ |
X(旧Twitter) | https://x.com/matsubayu_sento |