元銭湯・藤森湯をそのままにカフェに再生させた開放感のあるカフェ・さらさ西陣をご紹介します。
船岡温泉から鞍馬口通を東へ5分ほどの場所に位置するカフェです。立派な唐破風を構えたその建物は、平成11年に廃業した銭湯・藤森湯をそのままにカフェに再生させたもので、鮮やかなマジョリカタイルが壁を埋め尽くし、銭湯ならでは開放感のあるカフェです。
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昼のさらさは見どころいっぱい。
銭湯時代そのままの内装をちらっと紹介します。
社長さんが一目惚れした超サイケデリックなマジョリカタイル。
それもそのはず、現在では使用禁止になっている鉛の釉薬を用いて焼かれているのです。
(鉛釉薬は現在使用が禁じられています)
トイレには銭湯時代の脱衣所の洗面台がそのまま使われています。当時の洗面台から水も出ます。使えるものは使う、これぞリノベーション。
床板を外すと、なんということでしょう、そこには銭湯時代の浴槽が!店員さんにお願いすればみせてもらえるかも。お店が暇そうな時間帯を狙いましょう。
銭湯時代そのままなため、お風呂セットを持って入ってくるお客さんや、「昔、ココ通ってたわー」というおばあちゃんも。門構えは立派ですが、店員さんは非常にフレンドリーです。
表からは中が良く見えなくて、入るのに少し緊張するかもしれませんが、中に入るとさすが元銭湯、天井がぐーーんと高く、このうえない開放感。
味しかり、ボリュームしかり、とにかく満足して帰っていただくのが「さらさイズム」。おすすめはレタス包み牛すじチャーハンと自家製サングリアとのことです。
夜のさらさは一味違います。
暗い夜道に暖かいあかりが灯り、地域の人から旅人まで
心地よい音楽が迎えてくれます。
特別な音響設備はありませんが、そこは元銭湯、バッチリいい音響きます。
お客さんそれぞれに好きなように楽しんでもらうのが「さらさスタイル」。
最前列でガッツリ音楽にノるもよし、遠めから心地よい音楽をバックに一杯やるもよし。
京都西陣をホームに活動されているアコーディオン、ギター、チェロのトリオ。哀愁漂うメロディーが心地よく、年季の入ったさらさ西陣のお店の雰囲気とマッチして最高に素敵な夜を演出してくれます。現在、さらさ西陣にて毎月第3月曜日「月例お食事ライブ」を開催中。
アイルランド音楽を演奏する3人組。牧歌的なリズムから徐々に加速していつのまにか超高速のビートへ引き込まれます。ヘッドバンギングできるアイルランド民謡、といった感じの全く新しい音楽です。
※各銭湯の営業時間、電話番号、料金などは変更になっている場合がありますので、ご利用の際は各銭湯にご確認ください。